ヘンリー王子夫妻のナイジェリア訪問は「完全なメーガンショー」ヘンリー王子は陰に隠れる

ナイジェリアを訪れたヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

ヘンリー王子とメーガン妃はナイジェリアを訪問して様々な議論を呼んだが、王室専門家は「完全なメ―ガンショー」「王子は二番手にいることを甘んじていた」と批判した。英紙ミラーが20日に報じた。

夫妻にとっては初の海外訪問だったが、ヘンリー王子はメーガン妃独特のスターパフォーマンスの中で押しのけられ不安を感じていたのではないかとの憶測が広がった。王室専門家のダンカン・ラーコム氏は、メーガン妃が話題をさらったことは、ヘンリー王子が「二番手(スペア)」でいることを好んでいることも影響していたという。

同氏は「メーガン妃は非常に強いキャラクターで、非常に意欲的で、非常に野心家でもある。これらの特性により、彼女はほぼ必然的にヘンリー王子の存在感を上回ってしまうのです」と指摘した。

さらには「しかし、ナイジェリアでの彼女の衣装には巨額のお金が費やされたことが分かったので、彼女が脚光を浴びたのは偶然ではない。彼らのナイジェリア訪問は完全な『メーガンショー』であり、ヘンリー王子はその陰に隠れたのです」とも語った。

しかし訪問中にメーガン妃は、まるでファッションショーのような衣装を次々と披露し、王室のルールも破り、各マスコミから批判を浴びた。しかもナイジェリア国内の移動は無料チャーター機だったことで、二酸化炭素を過剰排出したとして非難された。

さらにそのチャーター機を無料提供した航空会社エア・ピースの創設者で最高経営責任者(CEO)のアレン・オニエマ氏が米国指名手配犯だったことも発覚している。夫妻は今後も世界各国を訪問することを表明しているが、各国で王室ルールから逸脱した「メーガンショー」を展開すれば問題はさらに広がりそうだ。

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