サントリーレディスは今年も上位2名に全英切符 所属の渋野日向子、馬場咲希はエントリーせず

昨年は岩井千怜(右)が大会を制した(撮影:福田文平)

<宮里藍サントリーレディス 事前情報◇21日◇六甲国際カントリー倶楽部(兵庫県)◇6526ヤード・パー72>

国内女子ツアー「宮里藍サントリーレディス」(6月6~9日)のエントリーが締め切られ、現時点の出場予定選手が発表された。

出場リストに名を連ねたのは、昨年大会優勝の岩井千怜ら国内トップ選手。その岩井だが、前週の海外メジャー「全米女子オープン」出場からすぐに帰国し、直後の参戦となりそうだ。

2年連続年間女王の山下美夢有も岩井と同じルートで参戦予定。今季3勝の竹田麗央も27日時点の世界ランキング上位75人の資格(竹田は20日付けで50位で出場権獲得確実)で同じく全米女子オープンに飛び、翌週の本大会に出場。小祝さくらも同じ日程で今季2勝目を狙う。

同大会は長きにわたりアジア太平洋地域のアマチュアを招待しており、2012年大会では当時アマチュアだったキム・ヒョージュ(韓国)が圧勝したのは記憶に新しい。今年も国内外の有力アマチュアが参戦すると発表された。

また、21年からは8月に開催される「AIG女子オープン」(全英)の日本予選も兼ねており、上位2名が全英切符を獲得する。加えて、宮里藍サントリーレディス終了時点のメルセデス・ランキング上位3人にもAIGの出場権が付与される。

なお、サントリーと所属契約を結ぶ渋野日向子、馬場咲希はエントリーせず。大会週の月曜日には主催者推薦選考会(マンデートーナメント)が行われる。

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