『チャレンジャーズ』主演・ゼンデイヤ絶賛、オスカー受賞コンビによるサウンド制作秘話公開

映画『チャレンジャーズ』日本版ポスター(C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.(C) 2024 METRO‐GOLDWYN‐MAYER PICTURES INC. All Rights Reserved.

ゼンデイヤが主演するルカ・グァダニーノ監督の最新作『チャレンジャーズ』より、トレント・レズナーアッティカス・ロスが手掛けた音楽にまつわる秘話を収めた特別映像が公開された。

本作は、テニスの世界を舞台に、2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女のとりこになった親友同士の若きテニスプレーヤーの10年以上の長きにわたる衝撃の“愛”の物語。

主演を務めるのは、ルカ監督作へ初出演となる『スパイダーマン』シリーズ、『デューン 砂の惑星』シリーズのゼンデイヤ。すべてを手に入れたテニス界の元トッププレーヤー、タシ・ダンカンを演じる。タシのとりこになった親友同士の2人の若き男子テニスプレーヤーをジョシュ・オコナー、マイク・フェイストが務める。

このたび解禁されたのは、ルカ・グァダニーノ監督とゼンデイヤ、そして音楽を担当したトレント・レズナーアッティカス・ロスが本作の音楽について語る特別映像。レズナーとロスは『ソーシャル・ネットワーク』、『ソウルフル・ワールド』で2度アカデミー賞を受賞し、他にも『エンパイア・オブ・ライト』、『Mank/マンク』、テレビシリーズ『ウォッチメン』など数々の名曲を生み出し、革新的なサウンドで映画音楽界で注目を集めている。

『ボーンズ アンド オール』でルカ監督と製作経験もある2人は「作曲家として常にサウンドデザインと作曲の限界を押し広げようとしてる」という言葉通り、本作では革新的でパワフルなテクノベースを作り出した。『ボーンズ アンド オール』の完成直後に本作のオファーがあったようで、その際、監督が映画についての説明を「めちゃくちゃSEXXY」と一文で表現していたという。

またルカ監督は、サウンド内で2つの強力な要素があったと語る。それは、“エロティック”や“骨が砕ける音”といった表現と、楽曲が持つ鼓動とエネルギー。特に本作流れるテクノサウンドについては、レズナーが「心臓の鼓動のように高鳴り、映画を楽しく感じさせるようなテクノはどうだろうか?」と、監督から提案がきっかけだったことを明かしている。さらに、主演でありプロデューサーを務めたゼンデイヤは、この2人が作り出したサウンドによって、より作品への没入感を高めていると絶賛。

ルカ監督が目指した“パワフルな音響体験”、ゼンデイヤが「映画をより刺激的なものにしてくれる」と語った音楽は、作品にとって重要な要素となっている。なお、ルカ監督は最後を飾る曲「Compress/Repress」の制作に作詞で携わっている。

映画『チャレンジャーズ』は、6月7日より公開。

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