「森はぼくらの教室だ」学校林で楽しみながら学ぶ【長野・伊那市】

夏の暑さの中、小学生が自然の中で学びました。スローガンは「森はぼくらの教室だ」。
どんな体験が待っているのでしょうか。

森で見つけた葉っぱをムシャムシャ…おいしいのでしょうか。

■「苦い…レタスみたい!」

伊那市中央アルプスの麓に佇む伊那西小学校の校舎前にはおよそ1.3ヘクタールの学校林が広がります。
21日は1997年から毎年恒例となっている「林間と親しむ日」。
植物に毒性があるかを調べたり食べて味わったり…体験しながら自然について学びました。

■3年生
「色々な木がある事が分かったし名前も知れて楽しかった」

■5年生
「毒の草とか触っちゃいけない草とか学べたから次から触らない」

■5年生
「楽しく勉強にもなった」

全校児童、76人が参加しました。お待ちかねの昼食は…

「いただきます」

皆で力を合わせて作ったカレーライスです。

■児童
「すごくおいしいです」

■児童
「自分でジャガイモ切った」

■生徒
「児童」

■児童
「きょうはお天気でよかった」

青空が広がり絶好の野外学習日和となった伊那市の最高気温は25.1℃。
飯田市では30.7℃で真夏日を観測するなど南部では季節先取りの暑さとなりました。

■長野県自然観察インストラクター野口輝雄さん
「最終的にはこの自然を大事にしていく気持ちを育てたい。自然を見る事が大事にする事に繋がると思っているので」

楽しく学びながら自然を身近に。ここでしか体験できない貴重な学び舎です。

© 長野朝日放送株式会社