ゆうちょ銀行は、高岡店の部長だった50代の男性社員が、今年3月に現金4000万円を不正に持ち出していたと20日に発表しました。この社員は懲戒解雇処分となっています。
ゆうちょ銀行によりますと、今年3月9日、当時高岡店の金融サービス部長だった50代の男性社員が、金庫から現金4000万円を不正に持ち出しました。
部長は罪の意識から、翌日に2000万円を戻しましたが、その後、金庫の点検で現金が足りないことが発覚しました。
部長は盗んだことを明かし「遊興費が欲しかった」と話しているということです。
残りの2000万円も返金していて、顧客への被害はないということです。
ゆうちょ銀行は、部長を3月29日付で懲戒解雇処分にするとともに、警察に対応を相談しています。
ゆうちょ銀行は、「信頼回復に向けて全行をあげて再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。