広瀬アリス主演『連続ドラマW 完全無罪』に風間俊介ら出演 オールキャスト登場の新映像も

7月7日よりWOWOWで放送・配信がスタートする広瀬アリス主演の『連続ドラマW 完全無罪』の追加キャストして、風間俊介、音尾琢真、財前直見、鶴見辰吾らの出演が発表された。

本作は、大門剛明の同名小説を映像化するヒューマンミステリー。『星の子』『MOTHER マザー』などの大森立嗣が監督・脚本を務める。フィクションながら現実でも起こっている再審請求、冤罪事件の裏側にある人間模様をリアルに映し出す。

2023年末に独立し、新たな環境でドラマ、映画、舞台、情報番組など幅広く活躍を見せる風間が演じるのは、千紗(広瀬アリス)の同郷の先輩で地元で弁護士をしており、事件において千紗の手助けをする相棒・熊弘樹。

演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、NHK大河ドラマ『どうする家康」などに出演する音尾は、有森(奥田瑛二)の部下として、綾川事件を担当していた元刑事・今井琢也役を担当する。

現在公開中の『湖の女たち』に続いての大森監督とのタッグとなる財前が演じるのは、少女誘拐事件の被害者・池村明穂の母で、被害者サポートセンターで働く池村敏恵。

2023年のNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』では終盤のキーマンとして3作目の朝ドラ出演を果たした鶴見は、千紗が働く大手法律事務所のトップである真山健一を演じる。

そのほか、千紗の父・松岡茂役でおかやまはじめ、母・松岡ゆう子役で池谷のぶえ、千紗が弁護を担当する被告人・田村彪牙役で夏生大湖、地方局の記者・中垣内役で菅原大吉、千紗が務める法律事務所の弁護士・瀬戸口規夫役で堀部圭亮が出演する。

あわせて公開された新PR映像では、冤罪再審裁判が動き出すとともに、三者三様の確固たる想いが交錯。作品タイトルでもある“完全無罪”とは、そして21年前の真実はどこにあるのか。

また、7月7日の第1話放送終了後、全5話がWOWOWオンデマンドにて一挙配信されることも決定した。

コメント
風間俊介(熊弘樹役)
誰を信じ、何を信じ、何を正義とするか。台本を読んだ時も、撮影をしている時も、自分自身の信念と向き合う機会が多かった作品です。この作品に関わった人たち、それぞれの信念を大森監督が束ねて下さり、上質で濃厚な時間を過ごさせて頂きました。信念と正義を揺さぶる『完全無罪』。皆様の信念と照らし合わせて観て頂けたら嬉しいです。

音尾琢真(今井琢也役)
出演依頼を受けて台本を読ませていただいた時、個人的には奥田瑛二さんと2人のシーンがある事が楽しみの一つでした。
実際の撮影時も勉強させていただきつつ胸を借りる気持ちで臨めたのが幸せな体験です。
大森監督にも、全て任せてディレクションについていけば良いのだという安心感を感じられました。
今後ともよろしくお願いします。

財前直見(池村敏恵役)
大森監督からお声がかかったなら、監督の撮影の速さのように速答『やります』です。私は、奥田瑛二さん演じる有森さんとのシーンが多かったのですが、役柄のように奥田さんの懐の広さに甘えさせていただきました。
この作品に『人は人を救うが人が人を陥れるのも真実』『世の中に疑問を持ち真実を見極める力を持て!』 と、教えてもらった気がします。 皆さん『生きるって事は本当は素晴らしい事でしょう?』

鶴見辰吾(真山健一役)
大森立嗣監督の作品なら、台本を読む前から二つ返事でやる気だった。そして台本を読み進めれば、その内容のおもしろさに、やる気は更に増していった。が、同時に「こりゃ大変だぞ」と、演じる上での責任の大きさも感じた。主演の広瀬アリスさんは、間違いなく新境地を見つけたはずだ。北村有起哉の演技も見ものだ。大森監督は、素材の旨みを引き出す名料理人だ。
(文=リアルサウンド編集部)

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