やんばるで梅雨の代名詞「イジュ」の花咲く

本島北部、やんばるの森では梅雨どきの花として知られるイジュの花が咲き亜熱帯の森を白く彩っています。

イジュの花が見頃を迎えているのは名護市の大川と東江(あがりえ)をつなぐ県道18号沿いです。

梅雨の花の代名詞「イジュ」の花があちらこちらで咲き、山の緑を爽やかに彩る白くてかわいらしい花が雨の季節の到来を告げています。

イジュはツバキ科の沖縄の固有種で流歌にも歌われるほどの美しさとほのかに甘い香りも漂わせることから庭園用にも人気があります。

繁殖の季節を迎えたやんばるの山々にはウグイスなどの野鳥の鳴き声が響き、命の息吹を感じさせています。(取材:RBC北部通信員 岸本幸平)

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