湯崎知事 宿泊税の速やかな導入目指す 「簡素でわかりやすい税制度が必要」と強調

県が導入を目指す宿泊税の額を1人1泊一律200円とする素案をまとめた理由について、湯崎知事は「できるだけ簡素で分かりやすい税制度が必要」とした上で、観光事業者などの意見を踏まえ速やかに導入したいと述べました。

【湯崎知事】
「宿泊者は宿泊料金に関わらず行政サービスなり観光地のサービスを受けてもらえるということと、できるだけ簡素で分かりやすい税制度が必要と考えているところ」

湯崎知事はこのように述べ「宿泊事業者の事務の煩雑化という観点からもわかりやすい税制度が必要」として、今後、宿泊関連事業者などの意見も聞きながら検討する考えを示しました。

また、県議会の一部から「県ではなく、市や町が導入すれば良い」との声が上がっていることについて、湯崎知事は、「市や町の最適化ではなく県内全域に周遊を促進していくことが県全体の観光消費額を増加させていく」として、改めて「県がまとめて徴収するのが望ましい」との見解を示しました。

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