授業中に熱中症の症状も…島原では今年初の真夏日に【長崎】

県内各地で気温が上がり、島原市では最高気温が30℃を超え、県内では今年初めてとなる真夏日となりました。

諫早市内では10代の男性が授業中に熱中症の症状を訴え、搬送されました。

高気圧に覆われて青空が広がった21日の県内。

強い日差しが照りつけた島原市では最高気温が県内で最も高い31.9℃を観測し、今年初の真夏日となりました。

長崎市でも日傘をさしたり、アイスをほおばる人の姿が見られました。

市民
「急に暑くなって空気も乾燥して、朝晩は寒暖差もあるので今年もつらい夏になるのかなと」

島原市の観光客
「日傘を持ってきていないから暑いです、とても」

各地で午前中から気温が上がり、佐世保市で29.4℃、長崎市で27.8℃などと、県内18地点のうち、10地点で夏日となりました。

諫早市では10代の男性が室内の授業中に熱中症の症状を訴え、病院に搬送されました。

意識はあり、軽症だということです。

一方、きょうは沖縄・奄美地方の梅雨入りが発表されました。

日本気象協会によりますと、九州北部は6月中旬に梅雨入りすると予想しています。

21日に発表された気象台の3カ月予報によると、梅雨時期は気温が高くなるため、長崎地方気象台は早めの熱中症対策を呼びかけています。

22日は、21日よりは気温が上がらず、曇りとなるところもありそうです。

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