北海道・別海町の牧場で、子牛の死骸があるのが見つかった。新たなヒグマによるウシの被害に警戒が強まっている。
21日午前8時ごろ、別海町の育成牧場で、生後1~2カ月の子ウシ8頭が襲われ、うち4頭が死んだ。
子ウシは、小型の牛舎で1頭ずつ飼育されていたが、クマの足跡が多数残されていて、外部から侵入したとみられている。
死んだ4頭のうち3頭は屋外に引きずり出され、一部食べられたような痕が見つかったという。
北海道の東部では、ウシ66頭を襲ったヒグマ「OSO18」が2023年7月に北海道・釧路町で駆除されているが、新たなヒグマによる牛の被害に警戒が強まっている。