【小田原競輪】野口裕史がハンマー投げ時代の整体の先生に一瞬で見抜かれた〝異変〟

野口裕史は体を整えてきた

小田原競輪FⅠが22日、開幕する。いわき平GⅠ日本選手権から武雄GⅢと転戦した野口裕史(41=千葉)は極度の疲労から「ウエートトレもできる感じじゃなかった」という。

ゴリラを目指している男だけに、三度の飯よりウエートが好き。だがあまりの疲れには勝てなかったようだ。その様子を一瞬で見抜いた人がいた。

今開催を前にハンマー投げの選手だったころから20年近く世話になっている整体の先生を訪ねたところ「僕の姿を見るなり『疲れているね。体の左右のバランスが崩れている』と指摘された」そうだ。

左重心になっていて「(左回りの)競輪に向いているかな」との考えもよぎったが、しっかりケア。整った体で初日特選に臨む。

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