蚊よけ?殺菌?香水?使い道多彩な「花露水」―中国

「花露水」はエタノール、エッセンス、蒸留水が主成分で、消臭、殺菌、消毒、汚れ落としなどに使える。

「花露水」はエタノール、エッセンス、蒸留水が主成分で、消臭、殺菌、消毒、汚れ落としなどに使える。中国では「六神花露水」が最も人気がある。これは従来の花露水に6種類の天然ハーブを加えたもので、1990年に発売されるとすぐに市場で人気商品になり、中国人が夏に最もよく使う蚊よけアイテムになった。伝統的な中医薬文化と現代のテクノロジーを革新的に結び付けており、蚊よけ、かゆみ止めのほか、殺菌、腫れ止め、眠気覚まし、頭をスッキリさせるといった効果がある。

この中国製品を愛用している外国人も多い。夏の暑い日にお風呂に数滴垂らしてクール効果を楽しむ人もいれば、衣類の消毒剤や床掃除に使う洗剤にする人もいる。甘いハッカの香りがするので、香水として使う人までいる。アマゾンでは195ml入りボトルが1本9.99ドル(約1500円)で売られている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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