ジェレミー・レナー、事故後の撮影復帰を語る「働きすぎて撮影中に居眠りした」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役で知られるジェレミー・レナーが、2023年1月に巻き込まれた大事故後に復帰した、『メイヤー・オブ・キングスタウン』シーズン3の撮影について語っている。

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撮影中に居眠りをしていた

2023年1月、自宅で巨大除雪車に轢かれて30カ所以上を骨折する瀕死の重傷を負い、生死の境を彷徨ったジェレミーは不屈の精神でハビリに努め、事故から1年後に早くも『メイヤー・オブ・キングスタウン』シーズン3の撮影に復帰するという超人的な回復力を見せた。

ミシガン州の架空の都市キングスタウンを舞台にした本シリーズはペンシルバニア州ピッツバーグで撮影が行われ、ロサンゼルスを拠点とするジェレミーは西海岸と東海岸の往復を余儀なくされたという。

西海岸と東海岸の時差は3時間だが、事故から回復したばかりのジェレミーの体には負担が大きく、復帰直後は撮影中にときどき居眠りをしてしまったのだとか。米L.A. Timesのインタビューでジェレミーは、「“アクション”の声がかかっても寝ていることがあったよ。製作チームは僕を長時間、何日も立て続けに働かせすぎていると気づいたんだ。自分の気持ちとしては全てやり遂げたいと思っていたけど、自分が実際に出来ることについては話が別だからね」と振り返った。

そこでプロデューサーらは撮影スケジュールを変更し、ジェレミーが大陸を行ったり来たりする代わりに、4カ月にわたる撮影プロセスのほとんどをピッツバーグで過ごせるよう取り計らってくれたとのこと。ジェレミーは、「彼らは、僕を子役のように扱わなければならなかったよ。(自身が演じる役柄の)キングスタウンの市長は、14歳みたいだったよ」と冗談を交えながらコメント。また、撮影中はセット内でリハビリのため、ストレッチやエクササイズをする時間を確保したそうだ。

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今も全快に向けてリハビリを続けるジェレミーは、2月に開催されたNFLの王者決定戦「スーパーボウル」のCMで、音楽に合わせて軽快なステップを踏みながら踊る姿を見せていた。さらに、米gamerantによると、『ホークアイ』シーズン2の製作が噂されているとのことで、ファンはジェレミー演じるクリント・バートン/ホークアイを再び見ることができるかもしれない。憶測では、クリントとクリントの兄バーニーによるバートン兄弟の対立関係が描かれることが予想されている。

ジェレミーにとって事故後の復帰作となる『メイヤー・オブ・キングスタウン』シーズン3は、米Paramount+にて6月2日(日)より配信スタート。日本では、WOWOWオンデマンドとPrime Video内の有料チャンネルParamount+にてシーズン1~2が配信中。

(海外ドラマNAVI)

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