「登板時は8勝1敗、それ以外は18勝21敗」今永昇太がいなければ、カブスは迷走していたと米記者「他の29球団は獲得しなかったことを後悔している」

9度の登板で無傷の5勝。防御率は驚異の0.84を記録しているシカゴ・カブスの今永昇太への賛辞が止みそうにない。米メディア『FanSided』のザカリー・ロットマン記者は5月20日、今シーズンの新加入選手を査定。活躍している選手のひとりに、今永の名前を挙げている。

「イマナガはカブスと4年総額5300万ドル(当時約77億円)で契約。当初は先発ローテーションの中盤のひとりと見られていた。しかし、MLBデビューから全員の期待を上回る活躍を見せた。他の29球団は獲得しなかったことを後悔しているはずだ」
9度の先発で計53.2回を投げ、失点はわずか7で、自責点は5しか許していない。9度の先発のうち、6度は自責点0とほぼ完璧な投球内容を見せている。

ロットマン記者は、「イマナガが登板した時、カブスは8勝1敗。それ以外は18勝21敗だ。日本人左腕がいなければ、カブスは迷走していた」と記して、カブスにおける今永の重要性を強調した。

構成●THE DIGEST編集部

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