【巨人】支配下復帰の立岡宗一郎「ボロボロになってもチームに貢献」新背番号で心機一転

立岡は新背番号23のユニホームで会見に臨んだ

巨人・立岡宗一郎外野手(34)が21日に支配下に復帰。この日の中日戦(東京ドーム)前に取材に応じ、再出発に向けた意気込みを語った。

新たに背番号23のユニホームを身にまとったベテランの目は静かに燃えていた。2022年6月9日の西武戦(ベルーナドーム)で外野守備の際に左膝前十字靱帯を損傷。以来、約2年間に及ぶリハビリを送ってきた。苦しい日々が続いた中でも、前向きに調整を続けられたのには理由もあった。

「たくさんの人が経験できることではないなと思うようになってから、すごく前向きに取り組めましたし、よりいっそう早く一軍でプレーしたいなと思いが強くなりました」

阿部監督との対話の中で決まった新たな背番号。「いい番号をいただいたので、自分も新しくなったという気持ちを持って頑張りたいです」と、かつて背負った39番からの心機一転を図った。

「ボロボロになってもチームのために貢献したい」。そう語る苦労人は支配下登録されて即一軍登録、そしてこの日の試合にも「2番・右翼」で先発出場。「もう一回、ここからが全盛期」の言葉通り、輝くプレーに期待が集まる。

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