“青マナ”新作か? ミズノオープンで三菱ケミカル新シャフトを発見

モデル名は「BB」。いわゆる“青マナ”か?(撮影/谷口愛純)

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 事前(21日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇

「~全英への道~ミズノオープン」開幕前の練習場で、三菱ケミカル「ディアマナ」の新作とみられるシャフトを発見した。ツアー屈指の飛ばし屋、杉原大河がテストしていた。

モデル名は「BB」と記されている。全体が黒ベースで手元側に白い花柄があしらわれているのは、今年1月発表の第6世代ディアマナの第一弾「WB」と同じ。ただ「Diamana」の文字は白色の「WB」とは異なり、ブルー系の色でプリントされている。

新シャフトをテストする杉原大河(撮影/谷口愛純)

三菱ケミカルのツアー担当者は「まだ詳細は明かせない」と言葉少な。「WB」がいわゆる手元調子系の“白マナ”で、「W」がWhiteを指すとされることに照らし合わせると、「BB」の1つ目の「B」はBlueの意味で、中調子系の“青マナ”の可能性がある。ディアマナの中調子系は2020年秋に「TB」が発売されており、その後継モデルだろうか。

かつて同社の「クロカゲ」を使っていた杉原は新シャフトの印象を「中元(調子)っぽい感じかな?振りやすさを大事にしていますが、振りやすかったです」と語った。

この日はほかに、アンソニー・クウェイル(オーストラリア)が練習ラウンドでテストしていたもよう。22日のプロアマ戦でも装着するプロが増えそうだ。

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