「ベテラン2」カンヌ国際映画祭で10分間のスタンディングオベーション!リュ・スンワン監督も感激“50年かかった”

「ベテラン2」が10分間のスタンディングオベーションを受けた。

「第77回カンヌ国際映画祭」ミッドナイト・スクリーニング部門に招待された映画「ベテラン2」(監督:リュ・スンワン)が5月20日(現地時間)、フランス・カンヌのリュミエール大劇場で試写会を開き、全世界に初めて公開された。

上映に先立って行われたレッドカーペットに立ったリュ・スンワン監督と制作会社である外柔内剛のカン・ヘジョン代表、チョ・ソンミン副社長、ファン・ジョンミン、チョン・ヘインは、「ベテラン2」のために集まった人々に手を振って挨拶した。

試写会終了後、会場を埋め尽くした観客たちは「ベテラン2」に10分間のスタンディングオベーションを送った。リュ・スンワン監督は「ここに来るまで50年かかった」と感慨深げに語った。

上映後、ドイツの配給会社SplendidのMarko Mollers取締役は、「『ベテラン2』は、なぜ私たちがリュ・スンワン監督の映画が好きなのかを示す完璧な例だ。レベルの高いアクションシーンと随所にあるユーモアコードをよく捉える最高の監督だ」と絶賛した。

スペインの配給会社Youplanet Picturesの代表Luis De Valは「最初から最後まで目を離すことができない没入感がすごい作品だ。特にオープニングシークエンスは、ここ数年間見た映画の中で最高だった。優れたアクションと物語が調和した、韓国映画の最前線にある作品だ」と評価した。

続いて、ロシアの配給会社Provzglyadの代表Tanya Dolzhenkoは、「『ベテラン2』は私を創造的、ダイナミック、魅力的に魅了した。最高のアクションと様々な魅力がある作品で、必ず劇場で見るべき映画だ」とし、カンヌ国際映画祭執行委員長のティエリー・フレモーは「ミッドナイト・スクリーニングに招待された良い映画だ。大画面で見るとより素晴らしい映画だ」と、劇場での観賞を勧めた。

韓国で2015年に公開され、1,341万人の観客を集めた映画「ベテラン」の続編である「ベテラン2」は、悪者は最後まで捕まえるベテラン刑事ソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)が導く凶悪犯罪捜査隊に、末っ子パク・ソヌ刑事(チョン・ヘイン)が加わり、世間を騒がせた連続殺人犯を追うアクション犯罪捜査劇だ。

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