フル応募総数2万3765人 おかやまマラソン 定員の1.6倍

2023年のおかやまマラソン

 11月10日に岡山市内で開かれる「おかやまマラソン2024」の実行委員会は21日、最終的なランナーの応募状況を発表した。フルマラソンの岡山県民優先枠と一般枠を合わせた応募総数は2万3765人で定員(1万5千人)の約1.6倍となった。

 新型コロナウイルス流行前の2019年大会と同規模に戻した昨年(2万1008人)から約1割増えた。4月18日~5月20日に受け付けた一般枠(定員1万3千人)には先行募集した県民優先枠(同2千人)の抽選に漏れた8463人を含む2万1765人が応募。倍率は1.67倍だった。

 5.6キロのファンランは定員1400人に対し、昨年から約1割増の2816人が申し込んだ。フルを合わせた応募総数は2万6581人で、過去最多だった19年大会(3万4485人)の約8割の水準となっている。

 実行委事務局は「大会の魅力がランナーに定着し、コロナ禍前の状況に回復しつつある。よりよい大会を目指して準備を進めたい」としている。

 フル一般枠とファンランの出場者は海外枠(定員計300人)を除いて抽選で決め、6月18日に結果を通知する予定。

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