危険箇所の総点検を地元の小学生が見学 群馬・高崎市

土砂崩れや水害の恐れがある危険箇所の総点検が群馬県高崎市内で始まり、地元の小学生が防災学習の一環で見学しました。

高崎市では土砂崩れや水害、大規模地震などの災害に備えようと危険性のある場所の点検を毎年実施しているものです。今回は「観音山丘陵を中心とした土砂災害危険箇所」を重点に、土砂崩れの痕跡や地面のひび割れなど約2カ月にわたって市内1168カ所を点検します。

初日の5月20日は高崎市乗附町の荒久沢川で河床点検が行われ、富岡市長が現地を視察したほか地元、乗附小学校の4年生45人が見学しました。

子どもたちは、市の職員が河床を調べる様子や上空からドローンで危険箇所を撮影した映像をモニターで確認するなどし、点検の必要性や防災について学んでいました。

総点検には市の職員合わせて約1500人が動員され、7月中旬まで行われる予定です。

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