『シカゴ・ファイア』シーズン12、衝撃的なフィナーレを製作陣が語る

米NBCの人気救命ドラマ『シカゴ・ファイア』シーズン12フィナーレの放送を控えて、降板するキャラクターや次シーズンについて製作陣が語った。

(※これ以降は、一部シーズン12のネタバレを含みます)

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エモーショナルな最終話に…

NBCにて5月22日(水)に放送されるシーズン12の最終話となる第13話「Never Say Goodbye(原題)」では、シカゴ市消防局51分署の大隊長として、チームを率いてきたウォレス・ボーデン役のイーモン・ウォーカーが別れを告げる。このエピソードでボーデンは、局長選挙に影響を与える決断を下すという。プロモ映像から、最終話はエモーショナルな展開になることが予想される。

米TV Insiderのインタビューで、製作総指揮を務めるアンドレア・ニューマンがボーデンの卒業エピソードについて、「ボーデンは家庭(義理の息子ジェームズのこと)と51分署で多くの変化に対応していて、自分自身を含めてたくさんのことを学んできました。フィナーレでの衝撃的な出来事で、彼にとってリーダーであることが何を意味するのかが浮き彫りになります。そして、彼に近しい人たちは皆、彼の決断によって大きな影響を受けるでしょう。決断しなければならないことが多すぎて、すべてを数えることは出来ないです」とコメント。ボーデンたちが直面する数々の出来事を、意味深にほのめかした。

【シーズン12フィナーレのプロモ映像】

またニューマンは、他のキャラクターの複雑な関係性についても示唆。「クルースとクロエ、バイオレットとカーヴァーの関係があって、デイモンはノヴァクに惹かれているし、ステラとセブライドは第11と12話で起きた感情的な出来事に向き合っているから、視聴者は山あり谷ありの恋愛にしっかりと耐える必要がありますよ」とファンの期待を煽るコメントを残している。

シーズン12ではボーデン役のイーモンのほか、シルビー・ブレット役カーラ・キルマー、ブレイク・ギャロ役アルベルト・ロゼンデ、デリック・ギブソン役ローム・フリンも番組から降板することが決定済み。更新されたシーズン13では彼らに代わり、新キャスト2人が加わることが明らかになっている。

さらに、来たるシーズン13についてニューマンは、「51分署は長年にわたり、様々な外部との問題に対処してきました。しかし、来シーズンのことになると、私は古いホラー映画『夕暮れにベルが鳴る』の有名なセリフを思い浮かべるんです。それは、"家の中からやってくる"です」と話す。ある邸宅でベビーシッター中の女性にかかってくる電話が、実は家の中からかかってきていた…、というホラー映画を引き合いに出し、シーズン13は51分署内部から問題が発生するだろうと示唆した。

『シカゴ・ファイア』シーズン12の最終話は、NBCにて5月22日(水)に放送。日本ではHuluにてシーズン1~9が配信中。(海外ドラマNAVI)

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