B2福島が田渡凌、林翔太郎と契約継続…大怪我から復帰の林「全員で進化して必ずB1に」

5月21日、B2リーグの福島ファイヤーボンズは、田渡凌、林翔太郎と2024-25シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。

東京都出身で現在30歳の田渡は、180センチ80キロのポイントガード。京北高校(現:東洋大学京北高校)からドミニカン大学カリフォルニア校へ進学し、2017-18シーズンに横浜ビー・コルセアーズでBリーグキャリアをスタート。その後は広島ドラゴンフライズ、三遠ネオフェニックス、熊本ヴォルターズでプレーし、昨年6月に福島へ加入した。移籍1年目の今シーズンは、リーグ戦の全60試合に出場。1試合平均6.9得点5.5アシスト2.3リバウンドを記録した。

北海道出身で現在28歳の林は、194センチ89キロのスモールフォワード。2017-18シーズンに川崎ブレイブサンダースの特別指定選手としてBリーグデビューを飾り、新潟アルビレックスBB、滋賀レイクスターズ(現:滋賀レイクス)、茨城ロボッツと、B1に所属していたクラブを渡り歩いた。福島加入1年目の今シーズンは、序盤戦に右足関節開放性脱臼の大怪我に見舞われ戦線離脱。負傷から約3カ月後の今年1月に復帰を果たし、33試合出場、2.9得点2.6リバウンド1.2アシストをマークした。

なお、クラブは20日に栗原貴宏ヘッドコーチとの契約継続も発表。2024-25シーズン開幕へ向けて、布陣を固め始めている。今回の発表に際して3名が寄せたコメントは以下の通り。

▼ 田渡凌
「今シーズンもみなさまとともに福島で戦えることをとても光栄に思います。2024-25シーズンが終わったときに“俺は全部出し切った”と自信を持って言えるよう、覚悟と責任感を持って戦い抜きます。B1昇格へ向け、今まで以上に福島一丸となり頑張りましょう!」

▼ 林翔太郎
「来シーズンも福島でプレーさせて頂くことになりました!今シーズンはプレーオフ出場、B1昇格という夢を叶えることがでなかったり、大きな怪我があったりと思い描いていたシーズンではありませんでした。2024-25シーズンがB1に上がる最後のチャンスです。僕自身、そしてチーム、さらにブースターの皆さん全員で進化して必ずB1に昇格しましょう。またみなさんにお会いできることを楽しみにしています!よろしくお願いします!」

▼ 栗原貴宏HC
「2023-24シーズンはどんなときでも前向きで明るいご声援ありがとうございました。来シーズンもヘッドコーチとして指揮をとらせて頂けることになりました。自分にできることに全力で取り組み、観ている人の心に響くような、応援したいと思われるようなチームを作っていきます。経験と反省を活かし、今シーズン最後には全員で笑って終われるよう一緒に戦ってください。応援よろしくお願いします!」

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