花道を通るクロップにノーリアクション。拍手をしなかったヌニェスに専門家が見解「彼らの間で愛は失われているように見える」

去り行く指揮官に、何の感情もなかったのか。

今季限りでリバプールを退団するユルゲン・クロップ監督。現地5月19日に開催されたプレミアリーグ最終節で、チームはウォルバーハンプトンとホームで対戦し、2-0で勝利。試合後にはガード・オブ・オナーが用意され、クロップ監督が笑顔で通り過ぎる。

この時、花道を作る人垣の中で“ノーリアクション”の選手がいたようだ。英メディア『THE Sun』は「クロップは観客と選手から拍手を受けたが、ヌニェスはそれをしなかった。腕を脇に置いたままだった」と報じる。

その様子を捉えた映像がSNS上で拡散。同メディアは様々なファンの声を紹介する。

「実に良くない光景だ」
「リバプールとの関係は終わったようだ。すでに移籍リストに載っている」
「全員が拍手すべきだったのに、彼はおそらく、その意味を理解していなかった」
「カメラが通り過ぎる時、ディアスの後ろに隠れていることに注目」

【動画】花道を通るクロップ。その時、ヌニェスは...
さらに、ボディランゲージの専門家ダレン・スタントン氏の見解も伝える。

「ダルウィン・ヌニェスは明らかにコンプライアンス違反の行動を示しており、これはこの人物がユルゲン・クロップを祝福している現在進行中の瞬間から、距離を置きたがっていることを意味している。

いわば、彼らの間で愛は失われているように見えるし、明らかにクロップ監督に拍手をしないという行動は、彼の内面の感情に比例している。

選手と監督の間に決定的な問題があることは誰もが理解していると思う。不満を示す1つの方法は、チームの他のメンバーと一緒に参加しないことだ」

ヌニェスは去る5月6日、自身のインスタグラムの投稿から、リバプール関連の写真をすべて削除。この行動も大きな話題を集めた。

バルセロナ移籍が噂されるウルグアイ代表の24歳は、クロップとともにアンフィールドに別れを告げるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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