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美波町沖で計画されている「洋上風力発電」の環境への影響について審査する、2回目の環境影響評価審査会が5月21日開かれ、知事への答申について協議されました。
この審査会は、美波町沖で計画されている洋上風力発電について、環境への影響を考えるために開かれています。
21日に開かれた2回目の審査会には、大学教授ら委員15人が出席しました。
はじめに、県から前回の審査会で委員からでた意見を反映した、知事への答申案が示されました。
案ではウミガメへの影響について、国内外の最新の事例や科学的知見を踏まえた調査を行い、これを回避、または軽減することや、景観は方角や時間帯も考慮して適切に調査することなどが、示されています。
これに対し委員からは、表現方法の修正などの意見が出ました。
(委員)
「鳥の移動の調査を色々あげてくれてるのですが、
夜間にやるのかが明記されてないので」
「強風や地震、津波による倒壊等での対策となっているのですけど、
破損という言葉も入れておいたほうが良い」
修正された案は、審査会の意見として知事に答申され、6月上旬には知事の意見が事業者に提出される予定です。