【リニア】岐阜県の“水位低下問題”で掘削工事を一時中断 新たな水源確保のため井戸を設置へ

リニア新幹線のトンネル掘削工事が進められている岐阜県瑞浪市で、井戸やため池の水位が低下した問題を受け、JR東海は掘削工事を一時中断しました。

また、新たな水源確保のための井戸を設置する工事に取り掛かりました。

リニアのトンネル掘削工事が進む瑞浪市では、井戸やため池など14カ所で水位の低下が確認されていて、JR東海は「工事の影響の可能性が高い」と説明し、市などの要望を受け工事を中断しています。

JR東海は、代わりの水源となる新しい井戸の設置工事に取り掛かっていて、6月から地質や地下水の状況を確認するボーリング調査を始める予定です。

また、JR東海は工事中断が「リニアの開業時期に及ぼす影響はない」と説明していて「地元の住民に丁寧に説明していく」とコメントしています。

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