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鳥取県消防防災航空センターが消防防災ヘリの運航の手引きをホームページで公開した際、救助を受けた人の氏名や住所、生年月日などが記載されたまま実際の救助事案を公開したため、個人情報がインターネット上に漏洩したことがわかりました。
漏洩したのは、救助を受けた人1人の氏名、住所、電話番号、生年月日、遭難した日時場所などです。
これらの情報は、消防防災航空センターがホームページで公開した消防防災ヘリの運航の手引きに、実際の救助事案として添付されていて、元々のpdfファイルの個人情報に当たる部分を白い図形で覆うように隠していましたが、今年2月25日に更新した際に、この白塗り部分がずれたため、個人情報が見える形になっていたということです。
3月10日に隊員が気付いてファイルを削除するまで、個人情報が見える形になっていました。
消防防災航空センターでは、pdfファイルを図形の白塗りで隠しただけで個人情報を守れると認識不足だったことを原因にあげ、当事者に謝罪するとともに、今後は個人情報が含まれるファイルは公開用文書に用いないよう再発防止策をとるとしています。
なお、pdfファイルを図形で白塗りしただけでは、画面上は見えないもののデータとしては確認できる状態だということです。
また、ホームページでの公開前の決裁を紙文書で行っていたため、pdfの白塗りを事前にチェックすることができていませんでした。