東北屈指のアリーナに 新県立体育館 整備費約10億円増加

4年後のオープンを目指す新たな県立体育館について、県は、整備費が当初の計画から約10億円増加する見通しであることを明らかにしました。

物価の上昇などが理由と説明しています。

これは、21日に開かれた県議会との協議の場で佐竹知事が明らかにしたものです。

去年12月に示された新たな県立体育館の基本計画では約190億円だった整備費が200億円程度に、率にして約5パーセント増加する見通しだということです。

物価の上昇などが理由です。

県は、国の交付金などを活用することで、実質的な県の負担額は当初の計画より約4億円多い100億円以内に抑えたいと説明しています。

プロバスケットボールB1、秋田ノーザンハピネッツのホームゲーム会場となる予定の新たな県立体育館。

6,000人以上が収容できるメインアリーナは、東北屈指の施設になり、使用料は現在の2倍近くになる見込みです。

4年後、2028年秋の完成を目指し、来年度、着工する予定です。

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