将来就きたい職業「未定」増加 中1の54%、厚労省調査

厚生労働省

 2010年生まれで昨年中学1年(13歳)になった子どものうち、将来就きたい職業が決まっていないのは54.1%で、01年生まれが中1だった時に比べて3.3ポイント増加したことが21日、厚生労働省の21世紀出生児縦断調査で分かった。未定は男子が56.4%、女子が51.7%だった。

 調査は少子化対策などの基礎資料を得るのが目的で、10年5月10~24日に生まれた子が対象。今回は約2万4千人に調査票を配布し、約2万人が回答した。

 結婚に関する項目では、01年生まれの中1時点での調査結果と比べ「20代でしたい」と答えた生徒は男女ともに減少。「したくない」との回答はいずれも増加した。

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