ゆかりちゃん誘拐事件 謝礼金を上限400万円に引き上げ 群馬・太田市

1996年、群馬県太田市内のパチンコ店で当時4歳の横山ゆかりちゃんが行方不明になった事件で、有力な手掛かりとなる情報提供者に支払われる謝礼金の上限が300万円から400万円に引き上げられることとなり、21日、太田警察署で正式に通知されました。

この事件は1996年7月7日、太田市内のパチンコ店で、当時4歳の横山ゆかりちゃんが行方不明になったものです。店内の防犯カメラにはゆかりちゃんに話しかける不審な男が映っていて、警察は重要参考人として行方を追っています。

2024年7月から謝礼金の上限を300万円から400万円に増額するのは「太田遊技業防犯協力会」です。21日は、森山秀夫会長が太田警察署を訪れ、青木修署長に規約書を手渡しました。

協力会は、事件の早期解決を願い、発生の翌年から謝礼金200万円を発表し、2006年には上限を300万円に引き上げていて、今回で2回目の増額です。

警察によりますと、今年は4月末時点で25件、これまでに5593件の情報が寄せられていますが、解決に繋がる有力な情報はないということです。

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