"世界一とっつきやすいシューゲイザー"The Otals、デジタルシングル「天使にマーチンを」明日リリース&MV公開 NEW EPの発売も決定

“世界一とっつきやすいシューゲイザー”The Otalsが、明日5月22日(水)にデジタルシングル「天使にマーチンを」を配信リリースする。

The Otalsは、June FAXxxxxx(ジューン・ファックス)と Marina Timer(マリーナ・タイマー)の従兄妹2人によるシューゲイザーデュオ。 2021年3月にEP「The Night Swallows」を無料公開しデビュー。2023年5月には17曲入りのフルアルバム『U MUST BELIEVE IN GIRLFRIEND』をリリース。インディーポップに接近した甘いメロディと“ペット・サウンズ”ライクなコーラスワークを持ち味としている。アメリカンカートゥーンをイメージさせるアートワークなど、“ノイズでポップ”な独自路線を突き進むバンド。 多幸感あふれるサウンドが特徴の「天使にマーチンを」は、The Otalsの晴れやかな一面を全面に押し出した楽曲に仕上がっている。元々はアイドルとのコラボレーションを念頭に企画された楽曲だったが、プロジェクトの消滅をきっかけに、自分達の楽曲として昇華する方向に舵を切ったという。作曲のアレンジやレファレンス元として、根源的なオルタナティブ・ロックだけでなくBMX BanditsやWilco、Neil Youngなど、フォーク方面からの影響があったことが、The Otalsのディスコグラフィーの中で、今作の個性を際立たせているポイントだろう。また、キュートに全振りした歌詞は、アイドルとのコラボを念頭に作られたわけではなく、アレンジの仕上げとして書かれたものとのこと。Music Videoが5月22日(水) 21時よりプレミア公開される。 ▼「天使にマーチンを」Music Video https://www.youtube.com/watch?v=uyVcebbUrEY あわせて、2023年5月発売された初のフルアルバム『U MUST BELIEVE IN GIRLFRIEND』から約1年ぶりの単独作品となるNew EP「Destroy My Memory」の発売も決定。

前述のアルバムの出来栄えに完成前から手応えを感じていた彼らが『ファンに飽きられるのも、がっかりされるのも”このタイミング”』と位置づけた『名作の次の一手』がこのEP。以前までのユースフルな輝きだけでなく、絞り出すような感情や、心の暗がりにも踏み込んだオタルズの進化が感じられる。大胆にドラムンベースを取り入れた「アステロイド・フォーク」、 90'sJ-Pop的なコード進行がダイナミックに展開する「スランバーワンダーランドへようこそ」、さらに『古い日本のアニメソングを集めたトリビュートアルバムに入ってる感じ』をイメージし、大胆にもいわゆる『オケヒ』を導入した「ウェンズデーにおまかせ!」など、楽曲やアレンジはこれまで以上に挑戦的かつ・バラエティーに富みながら、バンドの根源的なサウンドはそのまま、うまく融合・発展させることに成功している。 ファンのブログに掲載されていた"The Otalsはセカイ系の雰囲気を感じる"という分析を面白く感じたメンバーが『彗星の衝突によって世界が滅亡する』というテーマで作成した《セカイ系》コンセプトEP。デジタルリリースは全6曲収録だが、6月5日(水)同時発売のCDには7曲目に「月まで行って帰れるくらい」が追加で収録されている。

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