そろそろ真剣に暑さ対策を...静岡県内でも真夏日 今シーズン最高30.9℃を観測 暑さを“おいしく”乗り切れ

5月21日は静岡県内でも最高気温が30℃に達するなど非常に暑い一日となりました。2024年も夏は暑くなりそうですが、その暑さをおいしく乗り切ろうと期待する声も聞こえます。

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<浜松総局 寺坂元貴記者>
「午後2時の浜松市天竜区なのですが、日差しが強くてとても暑いです。実際、温度計見ますと30℃表示しています」

まるで夏を思わせる厳しい日差しが各地に降り注ぎました。21日の静岡県内は、高気圧に覆われて温かい空気が流れ込み、午前から気温がぐんぐん上昇。各地の最高気温は、浜松市・天竜で30.9℃、川根本町で29.6℃、三島で28.2℃を記録するなど、静岡県内19の観測地点のうち、16か所で夏日となりました。

そんな厳しい暑さの中、ジョギングで汗をかく人もいました。

<ジョギングする男性>
Q.きょうはどのくらい走っていますか?
「いま、まだ20km。家帰ってちょうど33kmぐらい。きょうは暑いっすね。熱中症にならないように飲み物を持ちながら」

この暑さで、静岡県内では熱中症の疑いで、高齢者2人が病院に運ばれました。いずれも軽症です。

21日、気象庁が発表した3か月予報によりますと、2024年の夏は平年よりも暑くなる見通しです。暑いと聞くとうんざりした気持ちになりますが、一方で、期待する声もあります。

浜松市中央区の「舞阪マルマ幸福丸」では、地元・浜名湖産のウナギを格安で提供しています。

<舞阪マルマ幸福丸 市之瀬奈々店長>
「最近すごく暑くなってきたので、浜名湖産の牡蠣が終わって浜名湖産のうなぎ人気が出てきてます」

夏をおいしいもので乗り切ってもらおうと、こちらの店では、ウナギの白焼きのお茶漬けや栄養たっぷりの岩牡蠣などを積極的に売り出していく考えです。

<舞阪マルマ幸福丸 市之瀬奈々店長>
「栄養満点の牡蠣やうなぎを食べて、みなさんにこの暑い夏を乗り切っていただきたいです」

猛暑が予想される夏をどう乗り切っていくのか。飲食店だけでなく、私たちも真剣に考えるタイミングが来ています。

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