アニメ『怪獣8号』6話 才能あふれる新人たちの裏で行う、カフカの戦い方にSNS「知識で戦う展開が好き」

アニメ『怪獣8号』の第6話『夜明けの相模原討伐作戦』が5月18日に放送された。相模原に怪獣が発生。新人隊員たちは初任務として、部隊後方での余獣の討伐を課せられる。「3か月以内に活躍を見せなければクビ」と宣告されたカフカは気負いつつも、夢だった仕事に興奮を隠せない。そんなカフカに触発され張り切るレノ。そしてついに作戦が始まった。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆カフカ、ついに初任務!彼が見つけた自分の役割とは…

相模原に怪獣が発生し、カフカら新人隊員も現場に派遣される。現場に向かう車の中で、カフカは緊張で吐きそうになりながらも、夢だった怪獣討伐に心をおどらせる。
新人たちに任された任務は、余獣の処理。副隊長の保科は「訓練場でいくらいい成績を出しても、命は一つも救われない」「戦場で力を示してみせろ、ヒヨコども」と新人たちに喝を入れる。保科に「このままやとお前は正隊員になれん。3か月後にはクビやで」と宣告されていたカフカはプレッシャーで気負いつつも、「すっげえワクワクしてる!」と興奮を隠せない。

こうしてスタートした新人たちのデビュー戦。期待の新星キコルにつられるように、伊春やレノら他の新人たちも大活躍を見せる。切磋琢磨(せっさたくま)し、想像以上の働きを見せる新人に、先輩隊員たちも「どうなってんだ今年の新人は!」と驚きを隠せない。

一方、特に活躍を見せられていないカフカ。しかし、小隊長・斑鳩(いかるが)の「まだ敵の急所が不明だ」という言葉を思い出し、「俺は俺の武器を使って戦う」と怪獣の死がいに駆け寄った。

◆急成長を遂げるレノの前にあの男が登場

カフカは怪獣の死がいによじ登ると、ナイフで怪獣を解体し始めた。カフカは、長年の怪獣解体の経験を生かし、敵の弱点を探し当てることにしたのだ。解体作業で怪獣の弱点の場所と、余獣にも生殖器官があるため、死がいからも増殖する可能性があることを突き止めたカフカは、保科にそのことを報告。カフカが発見した情報は防衛隊全員に共有されることになり、カフカは保科から「カフカお手柄や」と言葉をもらうことができた。

防衛隊の役に立てたことに感激するカフカ。ミナの隣に立つため、「やれることはなんだってやってやる」と、カフカは死がいの無力化作業に入る。すると、突然闇夜に閃光(せんこう)が走った。カフカが上を見上げると、そこには巨大な砲台を持ったミナがいた。ミナは「カフカくん、これが今の私」とつぶやくと、一発の狙撃で本獣を粉砕。カフカを含めた新人たちも次々と放たれるミナの攻撃に圧倒されるように見つめ続ける。

SNS上では「あんなデカい怪獣を圧倒するミナの破壊力に驚いた」「かっこよくて痺れた」と隊長であるミナの強さを見て驚く声が上がっていた。

本獣は倒れたが、その死がいから大量の余獣が発生。新人たちも最後の力を振り絞って余獣の撃破を行う。新人たちにも疲れの色が見える中、保科はキコル以外にも、レノも“将来の隊長クラス”と評価していた。そんなレノが伊春と共に余獣の撃破を行っていると、解体業者・モンスタースイーパー社の制服を着た男が怪獣の死がいの横にたたずんでいた。それは以前、誰も見ていない公園のトイレで怪獣の姿から人間へと変化した男だった。

SNS上では「戦闘力に劣るカフカが知識で戦う展開が好き」「新人らしからぬ活躍をするのが多くて見ていて快感!」「皆無事に“夜明け”を迎えられるのか、気になる」と、カフカの活躍と来週からの展開を気にする声が見られた。

『怪獣8号』の第7話は5月25日(土)、テレビ東京系列ほかにて放送予定。

© 防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

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