貴州省銅仁市松桃ミャオ族自治県盤石鎮当造村で、民族の伝統衣装姿で豊作を祝う人たち。（2020年9月20日撮影、銅仁＝新華社配信/竜恩沢）
【新華社北京5月21日】代々受け継がれた土地で、近代化を取り入れ、自然と伝統を守りながら暮らしている中国の少数民族。色使い、刺しゅうや銀細工など繊細な手わざが際立つ民族衣装は、新年を迎えるごとに直されたり新調されたりして人の成長や歴史とともにあった。それぞれの民族衣装をまとった人々が一堂に会する光景は、冬枯れた山野に花々が咲き誇っているかのようだ。ミャオ族、ヤオ族、チベット族、数ある少数民族の中の一部の衣装を集めた。
広西チワン族自治区融水ミャオ族自治県同練ヤオ族郷で、第2回「農民豊作節」と古代の神様を祭る「盤王節」が開催され、伝統舞踊の「長鼓舞」を踊る人々。（2020年11月1日撮影、融水＝新華社記者/黄孝邦）
湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州の有名な観光地である鳳凰古城で中国・鳳凰銀飾服飾文化フェスティバルが開かれ、自撮りするミャオ族の女性。（2019年10月26日撮影、吉首＝新華社配信）
雲南省昆明市にある雲南民族村でトーロン族の新年行事「卡雀哇節」をテーマにしたイベントが開かれた。トーロン族は主に同省怒江リス族自治州貢山トーロン族ヌー族自治県に居住する少数民族。（2020年1月2日撮影、昆明＝新華社配信）
広西チワン族自治区柳州市三江トン族自治県にある程陽八寨風景区で、トン族の「敬酒（酒を勧める）文化」を体験する観光客。（2020年7月23日撮影、南寧＝新華社配信/龔普康）
雲南省文山チワン族ミャオ族自治州麻栗坡（まりつは）県猛硐（もうどう）ヤオ族郷で、民族衣装を試着する女の子。同郷にはヤオ族、ミャオ族、チワン族など多くの少数民族の人が住んでいる。（2020年1月9日撮影、昆明＝新華社記者/浦超）
湖南省張家界市桑植県馬合口ペー族郷の農村にある学校で、ペー族の伝統的な衣装を身にまとい、休み時間に運動場で民族舞踊を踊る子どもたち。（2019年10月26日撮影、張家界＝新華社記者/陳宇簫）
広西チワン族自治区竜勝各族自治県竜脊（りゅうせき）鎮大寨村で開かれた紅ヤオ族（ヤオ族の支族）の民族衣装発表会。紅ヤオ族の衣装は主に刺繍服と手織り服の2種類ある。刺繍服は紺色の綿布の上にさまざまな色の糸で精巧な刺繍を施したもので、手織り服は縦糸に白、横糸に赤を使い、古典的な美しさを表現している。同民族の衣装は2014年に国家級無形文化遺産保護リストに登録された。（2020年7月30日撮影、竜勝＝新華社配信/何利民）
甘粛省甘南チベット族自治州の当周草原で九色甘南シャンバラ（香巴拉）観光芸術祭が開催され、伝統舞踊を披露する出演者。（2020年8月31日撮影、甘南＝新華社記者/陳斌）
黒竜江省同江市街津口ホジェン族郷漁業村で、ホジェン族の民族衣装を身につける王淋瑶（おう・りんよう）さん（11）。（2020年6月13日撮影、ハルビン＝新華社配信/張濤）
西蔵自治区山南市チョンギェー県の久河村で、チベット族の伝統舞踊「久河卓舞」を披露する人たち。（2020年7月1日撮影、ラサ＝新華社記者/詹彦）
