大好きな列車で2人の新たな人生へ出発進行です。えちごトキめき鉄道の人気列車「雪月花」で、この列車の大ファンというカップルが結婚式を挙げました。
シートに座った参列者の前を歩いて、新郎新婦が入場。結婚式は、流れる車窓を望みながら始まりました。誓いの言葉も、指輪の交換も、走る列車の中です。
えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」で結婚式を挙げたのは、千葉県に住む石井さん夫妻。夫婦ともに大の「雪月花」ファンで、過去6回も乗車していることから、人生の大切なセレモニーをこの列車で開きました。トキ鉄の車両を使った結婚式は、もちろん初めてです。出席者21人を乗せた列車は、海を臨む有間川駅に到着。
2023年7月に新郎新婦から結婚式の開催を相談されたトキ鉄は、特別なダイヤを作成して思い出の沿線風景や駅を生かしたイベントをプロデュースしました。
■新婦
「写真だけではなくて一緒に車内で挙式、披露宴もどうですかということで、今回このようなお話を頂けて本当に・・・嬉しすぎて・・・ありがたく思っています。」
鉄道会社が社を挙げて、ファンの思いに応えたウェディング。参列した人たちも…
■参列者
「最高です。」
「初めての電車のね。」
「日本酒がうまいです。」
「新潟県最高！」
■えちごトキめき鉄道 鳥塚亮社長
「新潟を人生のスタートの思い出の地にして頂きたいというところが、1番大きな狙いです。末永く線路は続くよどこまでもじゃないですけど、末永く幸せになっていただいて、この地を思い出の地にして頂ければと思います。」
トキ鉄は、今後も列車を使ったウェディングの要望があれば応えていきたいということです。
