介護関係会社の男、訪問介護利用の高齢者口座から現金200万円引き出した疑い

下鴨署

 訪問介護を利用する高齢者の口座から現金を引き出したとして、京都府警下鴨署は21日、窃盗の疑いで、京都市左京区岩倉上蔵町、介護関係会社社員の男(34)を逮捕した。

 逮捕容疑は、4月1~8日、京都市の80代女性のキャッシュカードを使い、左京区のATMから12回にわたり計200万円を引き出した疑い。「女性に頼まれて引き出しただけで、金は全て女性に渡している」と容疑を否認している。

 同署によると、女性は1人暮らしで、男は同社で訪問介護を利用する女性の事務を担当していた。女性の口座から他にも数百万円が引き出されており、同署が関連を調べている。

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