ムビ×ステ第6弾「邪魚隊」完成 佐藤流司が舞台版キャスト“豪華布陣”予告「自分自身楽しみ」

完成披露舞台あいさつに登壇した佐藤流司【写真:ENCOUNT編集部】

橋本祥平は「何よりも太秦で撮影できたのがうれしかった」

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』の完成披露舞台あいさつが21日、都内で行われ、佐藤流司、阿久津仁愛、橋本祥平、小柳心、廣瀬智紀、輝馬、玉城裕規、石井一彰、メガホンをとった兼崎涼介監督が参加した。

映画と舞台を連動させる「東映ムビ×ステ」シリーズ第6弾。天下泰平の江戸時代を部隊に全員死刑囚で構成された特殊部隊・邪魚隊の暗躍を描く。邪魚隊メンバーは死刑免除の引き換えに、死と隣り合わせの危険な闇仕事をこなす将軍直属の特殊部隊となる。

主演を務める佐藤は、邪魚隊のリーダーでスリ師の鱗蔵を演じる。開口一番「感無量ですね。本当にここまできたんだなって……」とわざとらしく語ると、小柳に「どのテンション?」とさっそくツッコまれる。

「ムビ×ステ」について、「オファーをいただいてありがたいなと思いました。舞台や映画、ドラマやらせてもらっていますが、企画書をいただいた段階でミュージカルも映画に盛り込むと聞いた。時代劇で立ち回りもあるとお聞きしたとき、伸び伸びと自分のフィールド上で戦える作品に携わらせていただけると思って非常にうれしかった」と出演を喜んだ。また鱗蔵と出会ったことで運命が一変する堅物な田舎侍・平馬役の阿久津は「時代劇をちゃんと演じられるか不安だったけど、映画を撮り終えて舞台がどうなるのか楽しみな気持ちでいっぱいです」と語った。

続いて、拷問仕掛けの天才・スルメ役の橋本が「何よりも太秦で撮影できたのがうれしかった。役者人生の中で、太秦で撮影したことがあると言えるのは誇らしい」と満面の笑みでコメント。すると何かに気付いた佐藤が指差して「さっき取材で心くんが言ったやつ」と指摘。小柳も「俺が言ったやつじゃないかよ。しかも俺が言ったよりもまとまっているじゃないかよ!」と“コメント泥棒”に憤慨していた。

舞台は8月から9月にかけて上演される。佐藤は「さっき出演キャストの方を聞いたらすごいことになるなって思いました。自分自身が本当に楽しみになった」と豪華布陣を予告。ストーリーについて「さらわれるんですよ。さらわれるから取り返しにいく。取り返しに行ったところで、何かが起こる」と話すと、小柳が「この世の話9割そうよ? だいたいそう」と冷静に反応して笑わせた。

舞台あいさつの途中、中盤から会場入りしたファンが。それを目撃した小柳が「遅れて入った人、落ち着いてね。走らないでね。なんなら最初からやります?」と気遣い。佐藤も「感無量です」と自分の最初のコメントを言い放ち、会場を爆笑の渦にした。ENCOUNT編集部

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