『虎に翼』男装直後に『あさイチ』出演した女優に博多大吉「全然違う」と驚愕…伊藤沙莉も「よねさああああんん!!!」の “絶叫”

「よね」役を演じる土居志央梨(インスタグラムより)

5月21日、『あさイチ』(NHK)に、朝ドラ『虎に翼』でヒロイン・佐田寅子(伊藤沙莉)の友人「よね」を演じる土居志央梨が生出演した。

よねは、姉が身売りされるなど壮絶な過去から、女性の社会進出に強い信念を持っている強気キャラ。性差別に敏感で、男装に短髪、男言葉を話している。法律学校で寅子とともに学ぶが、高等試験(現在の司法試験)にどうしても合格できない。すでに寅子は合格しているが、この日放送された第37話でも合格できずじまいだった。

ドラマ放送直後にサバンナ・高橋茂雄と並んで登場した土居。高橋から「高等試験のいそがしい勉強のさなか来ていただきまして、ありがとうございます」とドラマのストーリーに触れて話題を振られると、「お邪魔します」と恐縮し、恥ずかしそうに顔を両手で隠した。

劇中のキツイ性格と、実際のふんわりしたしゃべり方のギャップに、番組MC・博多大吉から「よねさん、当たり前ですけど、全然違いますね」と声をかけられると、土居は「あ、ほんとですか~」と笑顔をみせた。

Xでは「土居さん」「ヨネさん」などのワードがトレンド入り。驚いたのは視聴者だけではないようで、伊藤沙莉もXで「よねさああああんん!!!」との “絶叫” を投稿した。

土居の登場を報じたYahoo!ニュースのコメント欄には、

《ドラマだと若干低めの声で話してるけど、実際はもう少し声が高くて笑顔が素敵で(エクボも可愛い)朝から元気になれました》

《演技の時の目力が、毎回、凄いと思っていたけど、普段は、あんなにキュートな女性なんだと思ってビックリした》

《あさイチに出演の彼女はよねとは全く違うイメージで、とても爽やかで明るい方なので少し驚きました。いかにドラマの中での役作りが素晴らしいかが良く分かったような気がします》

など、ギャップに驚く声が多くあがっていた。

「土居さんが朝ドラに出演するのは、2020年に放送された『おちょやん』以来で、今回が2度めとなります。『おちょやん』では、杉咲花さん演じるヒロインが奉公する芝居茶屋の先輩役でした。

ちなみに、伊藤沙莉さんとは短編映画『21世紀の女の子』(2019年)以来の共演です。

朝ドラは若手俳優にとって全国区になるための登竜門で、主人公の友人役が出演後にブレークするのはよくあること。今回は土居さんがそうなのでは、といわれています」(芸能担当記者)

土居も手ごたえを感じているのか、スポーツ報知のインタビューで「ここが分岐点になる予感。改めて周りに感謝して一から役者を頑張りたいです。何事にも挑戦する心を持って、愉快でチャーミングな人間でありたい」と語っている。

高い演技力で、作品のたびにさまざまな表情を見せてきた土居志央梨。次回作に注目だ。

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