香港インフルエンサー・うまる(malojam)さんが鳥取の鉄道名所を取材 新たな魅力を“拡散”

米子空港の香港便復活を目指している鳥取県が、YouTubeなどで活躍する香港のインフルエンサーを県内に招き「鉄道」をテーマにした新しいインバウンドの形を提案する情報発信に入りました。

熱心にカメラのレンズを覗き込む女性。
JR山陰本線を撮影しています。
この女性は香港人のインフルエンサーうまるさん。
YouTubeでおすすめの旅行先などを発信していて、再生回数は毎回数十万を超えています。

そんなうまるさんが愛してやまないのが…鉄道。
ということで今回は、鳥取県が渡航費と滞在費を負担してうまるさんに「鉄道」をメインにした香港向けのPRを依頼しました。

取材は5月20日から5日間の日程で、鳥取県内の鉄道の名所を巡ってもらいます。
21日はここ大山町の下市駅にある、列車が目の前を通る喫茶店で朝食を楽しみました。

うまるさん:
「鉄道を見ながら食事ができるというのはすごく魅力的に感じます」

その後は、特急やくもを撮影できるスポットへ。
しっかりカメラに収めることができました。

また、岸本駅では伯備線の乗車記念カードを購入。
鉄道好きの人向けに様々な楽しみ方をPRします。

うまるさん:
「香港の視聴者に、鉄道に乗って旅行先を巡る新しい楽しみ方を提案したいです」

米子空港の香港便は2023年12月から2024年2月下旬までの季節運航で復活したものの、期間中の搭乗率が約60%にとどまり、現在、再開のメドはたっていません。

鳥取県国際観光課・谷本敦課長:
「我々色々な切り口で香港の皆に伝えていて、一日でも早くまた路線復活できるようにしっかりとプロモーションを続けていきたい」

今回撮影した写真や動画は、うまるさんのYouTubeやInstagramで後日公開されるということです。

© 山陰中央テレビ