カープ常広3回2失点、「荒れた球多かった」2度目の先発に表情厳しく【ウエスタン】5月21日オリックス戦

【オリックス―広島】先発し、3回2失点だった常広

 崩れそうな中、踏ん張った。2度目の先発の常広は3回3安打2失点。「初回に荒れた球が多かった。試合の入りが…」と表情は厳しかった。

 一回、制球が乱れた。1死から四球。頓宮に2ランを浴び、さらに3連続四球で満塁。暴れる配球を直球からフォーク主体に変え、三振と一ゴロで切り抜けたが「たまたま」。12球連続ボールなどで39球を投じた。

 二回は無死一、二塁を無失点でしのいだ。三回に球数が73に達して降板。「課題が見つかったのが収穫。次は0点に抑えることを目指し、ゾーンに強い球を投げる」

 東都リーグで競った同じドラフト1位の新人、武内(西武)や西舘(巨人)が1軍で活躍。「シンプルにすごい。でも気にせず、じっくりやる」。焦らず、ライバルたちを追う。

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