高崎商科大学で若手起業家を招いた特別授業

学生に起業への関心や理解を深めてもらおうと、高崎商科大学で若手起業家を招いた特別授業が行われました。

この授業は、高崎商科大学と前橋財務事務所、それに県信用保証協会が連携して初めて開いたもので、金融について学ぶ学生15人が参加しました。

伊勢崎銘仙を取り入れたアパレルブランド「Ay」を展開する村上采社長が講師を務め、起業に至るまでの経緯について話しました。

村上社長は、学生時代に訪れたコンゴ民主共和国で銘仙を使った着物の着付を行った際、「現地住民に笑顔が生まれ、着物の可能性を感じた。この出来事が、起業活動の原点になっている」と体験談を語りました。そして、「ビジネスでは、自分の強みや好きなことを活かしながら社会課題に取り組み、持続性を持たせることが大事です」とアドバイスを送りました。

参加した学生は、熱心にメモを取りながら村上社長の話に聞き入っていました。

© 群馬テレビ