アメリカから液体大麻を密輸した疑いで台湾籍の男女2人が再逮捕【熊本】

『衣服』と書かれた国際郵便の中に、大麻が隠されていました。ことし3月、アメリカから液体大麻を密輸した疑いで、台湾籍の男女2人が再逮捕されました。

大麻取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、いずれも台湾籍で合志市に住むタン チャオイ容疑者(38)と菊陽町に住むヨ シュンリン容疑者(35)です。

警察によりますと、2人は共謀しことし3月、国際郵便を使って液体大麻およそ1・94グラムをアメリカから日本に密輸した疑いがもたれています。

郵便物は、羽田空港を経由し新福岡郵便局で税関のX線検査を受け、大麻が入っていることが判明。

荷札には『衣服』と書かれていましたが、そのズボンのポケットに液体大麻を含んだ
カートリッジが隠されていたということです。
警察は4月、2人を麻薬特例法違反の疑いで逮捕し、5月6日、大麻取締法違反の疑いで再逮捕。

長崎税関は21日付で関税法違反で2人を熊本地検に告発しました。
警察は、2人の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていませんが、
アメリカから大麻を輸出した人物の特定など、事件の全容解明を進める方針です。

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