JR四国の新社長に四之宮和幸氏 昨年度は4期ぶりの黒字決算も依然として厳しい経営環境「運命共同体である四国の未来を」

JR四国の新しい社長に、四之宮和幸専務が就くことになりました。4年ぶりのトップ交代です。現在の西牧世博社長は、会長に就任します。

21日の閣議で人事が了解されました。

新しく社長に就任する四之宮氏は、愛媛県西条市出身の59歳で、1989年にJR四国に入社し、財務部長や総務部長を経ておととしから専務を務めています。

昨年度は4期ぶりの黒字決算でしたが、依然として厳しい経営環境の中、その手腕が注目されます。

四之宮和幸新社長
「安全確保を根幹に、信頼して安心して利用いただけるサービス提供型ビジネスを通じて、運命共同体である四国の未来を創ることに貢献していきたい」

国鉄の分割民営化後に入社した世代が社長に就くのはJR四国では始めてで、四国出身者としては2人目の社長となります。

来月25日に開かれる株主総会と取締役会で正式に決定されます。

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