批判、ウェルカム! 議論の的となったハーランドが皮肉「僕を嫌う人や糾弾する人が多ければ多いほど、良いことだよ」

前人未踏のプレミアリーグ4連覇。偉業を成し遂げたマンチェスター・シティで、絶対的エースのアーリング・ハーランドは27ゴールを記録。2年連続で得点王に輝いた。

圧倒的なパフォーマンスを見せた23歳だが、英メディア『Daily Mail』によれば、「今年は激しい議論の対象となっている」という。非難の的になることも少なくなかったようで、とりわけ元マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ロイ・キーンは「2部の選手」とこき下ろしている。

もっとも、ハーランドはこうした批判を意に介していないようだ。自身に関するいかなる発言も無視しているノルウェー人FWは、皮肉たっぷりに、こう言い放つ。

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「悪いシーズンだったら、それを受け入れるけどね。まあ、僕を嫌う人や糾弾する人が多ければ多いほど、良いことだよ」

記事では、「3年連続のゴールデンブーツ獲得への原動力となるよう、ハーランドはもっと批判されることを望んでいる」と記す。

リーグ制覇を果たしたシティの面々は、ギリシャ料理レストランで夜通し、パーティに興じたあと、5月25日にユナイテッドと激突するFAカップ決勝に向け、トレーニングに戻った。宿敵を相手に、ハーランドは批評家たちを黙らせるような活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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