寅子と優三のやり取りが話題、視聴者「めっちゃドキドキする」

昭和の時代、女性初の弁護士として活躍するヒロインの人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。5月21日放送の第37回では、寅子が夫・優三の優しさに触れ、恋に落ちるシーンが話題となった。

寅子(伊藤沙莉)の報告に驚く猪爪家(C)NHK

依頼で苦い思いを味わい、落ち込む寅子(伊藤沙莉)。ある日、父・直言(岡部たかし)の工場を用事で訪ねた寅子は、夫の優三(仲野太賀)から引き止められる。落ち込んだ寅子を気遣い、おいしいもので元気づけようとする優三のやさしさに寅子は惹かれていく。

それから1年ほどが経ち、寅子の妊娠が判明。家族が喜びに包まれる一方、寅子は先輩の女性弁護士たちが家庭の事情で仕事を断念することを知る。「もう私しかいないんだ」という使命感を抱いた寅子は、身重の身体で激務をこなそうとするのだった。

今回の放送では、「社会的地位」のために結婚を選んだ寅子が優三の気遣いに触れて惹かれていき、1年後には懐妊するまでが描かれた。

「人が恋に落ちるのは、突然です」という一連の展開や、寅子が優三の元に転がって接近する夫婦のやり取りを受け、SNS上では「めっちゃドキドキした」「優三さんの恋が実って本当の夫婦になれてよかったねえ」「指一本触れてないのにめちゃくちゃドキドキするシーンだな」などの声が寄せられた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。5月22日放送の第38回では、寅子の兄・直道(上川周作)の出征が決まる。

文/つちだ四郎

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