食べてはいけないヨーグルトの特徴6つ!賞味期限切れでも食べられる?

家庭の冷蔵庫でよく見かける定番食品『ヨーグルト』

多くのご家庭にストックされているヨーグルトは、乳幼児から高齢者まで、幅広い年齢層に食べやすく、長く愛されています。

フルーツやジャムを加えることで、さまざまな味わいが楽しめるのも魅力の一つです。最近では、若者を中心にSNS映えするヨーグルトのアレンジを楽しむ人が増えています。

栄養価が高いヨーグルトは積極的に取り入れたい食品

多くの方が愛するヨーグルトは、高い栄養価で知られ、健康だけでなく美容面でもサポートしてくれます。女性に特に人気があります。主要な栄養素と効能は以下の通りです。

  • 乳糖:整腸作用、ミネラルの吸収を促進
  • 乳酸菌:整腸作用、悪玉菌の抑制、免疫力の向上
  • カルシウム:精神安定効果
  • ビタミンB2:美肌・美髪効果

現代のストレス社会には不可欠な栄養素が豊富に含まれており、皮膚や髪の健康を維持する効果もあります。毎日1食を目安に食べたい食品です。

賞味期限切れのヨーグルトを食べても大丈夫?

ヨーグルトは通常、賞味期限が約2週間設定されています。そのため、大容量のヨーグルトを購入しストックしていると、賞味期限が切れてしまうことがよくあります。

賞味期限が切れたヨーグルトは本当に食べられないのでしょうか?

答えは「食べられる場合もあります」です。

賞味期限は、その期限までが最も美味しく食べられる期間を意味し、発酵食品であるヨーグルトは、賞味期限を少し過ぎただけでは食べられなくなるわけではありません。ただし、賞味期限を過ぎると徐々に味や香り、食感が変わるため、違和感があれば無理に食べない方が良いでしょう。

賞味期限から1ヶ月以上経過したヨーグルトには注意が必要

賞味期限を少しだけ過ぎたヨーグルトは問題なく食べられることが多いですが、時間が経過すると徐々に発酵が進み、味や食感が変化します。

安全性に大きな問題はないものの、賞味期限から1ヶ月以上が経過したヨーグルトは、腐敗している可能性が高くなります。そのため、古いヨーグルトは状態をよく確認し、変色や異臭がある場合は食べるのを避けましょう。

食べてはいけないヨーグルト6選

では、腐ってしまい食べられない状態のヨーグルトが示すサインにはどのようなものがあるのでしょうか。以下の特徴が見られる場合、ヨーグルトは食べずに廃棄しましょう。

1. 黄色く変色している

腐ったヨーグルトは、黄色く変色することがあります。通常、ヨーグルトは真っ白で清潔な見た目が正常ですが、腐敗が進むと部分的に黄色く変色し、これは明らかに異常なサインです。

2.容器の中の水分量が過剰

ヨーグルトは発酵が進むとホエーと呼ばれる水溶液が分離することがありますが、これが過剰に多い場合、ヨーグルトが古くなって腐り始めている可能性があります。水分が多くなると、味と食感が損なわれるため、食べるのを避けるべきです。

3. カビが生えている

ヨーグルトが腐ると、カビが生えることがあります。ヨーグルトに生えるカビは、ピンク色から赤色、そして最終的には黒色に変色することがあります。このようにカビが生えたヨーグルトは、食べることは避け、すぐに廃棄してください。

4. 強い酸っぱい臭いがする

ヨーグルトは自然に酸味を持っていますが、開封時に強烈な酸っぱい臭いがする場合、それは発酵が進みすぎて腐っているサインです。このようなヨーグルトは食欲もそそられないため、食べるのは避けましょう。

5. 酸味が異常に強くなる

腐ったヨーグルトを食べた場合、通常の酸味を超えた強烈な酸味が感じられることがあります。普通のヨーグルトでは感じられる甘みやまろやかさが欠け、食べるのが困難になります。もし一口食べて違和感があれば、すぐに食べるのを止め、廃棄することが重要です。

6.苦みを伴う

腐敗が進んだヨーグルトは、強い酸味のみならず、苦みも伴うことがあります。ヨーグルトに苦みがある場合は、通常では考えられないため、これが感じられたら食品が腐っている明確な証拠です。感じたら即座に廃棄してください。

腐ったヨーグルトは危険な菌の温床!すぐに廃棄しましょう

食べてはいけないヨーグルトの特徴を見極めることは食品安全には不可欠です。賞味期限が少し過ぎても安全な場合もありますが、変色や異臭、異常な酸味や苦みがあれば、腐敗のサインと判断し、廃棄することが重要です。

見た目や匂いで判断できない場合もありますから、疑わしい場合は食べずに廃棄しましょう。安全な食生活のため、今回紹介したサインを覚えておくと良いでしょう。

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