岡山空港ソウル線 週5往復に増便 8月3日から、訪日客回復見込む

岡山桃太郎空港

 岡山県は21日、岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)発着のソウル線が8月3日から増便され、週5往復になると発表した。運航する大韓航空がインバウンド(訪日客)需要の回復が見込めることから判断した。

 ソウル線は新型コロナウイルス禍で2020年3月から運航を休止し、23年10月に週3往復で再開。増便後は現在の水、金、日曜に加えて火、土曜にも発着する。県はコロナ禍前と同じ週7往復の運航を求め、同社にさらなる増便を働きかけているという。

 岡山桃太郎空港の国際定期4路線はコロナ禍で20年2、3月から全線が運休。台北、上海、ソウル線の運航は23年3月から順次再開し、残る香港線は運休が続いている。

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