胎動短歌会から能登半島地震の被災者支援を目的とした書籍「チャリティー百人一首」をリリース!

現在、大変な勢いで到来していると言われている短歌ブーム。胎動短歌会(胎動LABEL)では、2107年に創刊号の「胎動短歌Collective」、2022年に「胎動短歌Collective vol.2」、2023年に「胎動短歌Collective vol.3」「胎動短歌Collective vol.4」を発売。即売会(文学フリマ東京)にて販売開始直後から長蛇の列が発生、列が途切れぬままソールドアウトし、書店での展開、メディアでは各種ラジオ、短歌誌、そのほか大型イベントにて取り上げられるなど、想像以上の広がりを見せてきた。

今回は、能登半島地震の被災者支援を目的とした書籍「チャリティー百人一首」 を刊行し、収益から運営経費を除いた全額が、「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」として寄付される。歌人のみならず、詩人、俳人、小説家、ミュージシャン、ラッパー、アイドル、ライター、書店員、芸術家、画家、デザイナー、プロレスラー、ラジオパーソナリティー、植物園の中の人まで、これまでの胎動短歌シリーズと同じくバラエティー豊かな100組が参加し、花をテーマにした作品一首を寄稿。

歌人の俵万智、穂村弘、枡野浩一、東直子、荻原裕幸、笹公人、同じく歌人として情熱大陸(毎日放送、2022年10月2日)に出演した木下龍也、歌人であり作詞家として「夜桜お七」(坂本冬美)も手掛けた林あまり、ロックバンド・クリープハイプのボーカルであり、作家の尾崎世界観、ラッパーのGOMESS、狐火、音楽活動を経て現在は作家や詩人として活動する高橋久美子、アイドルグループ卒業後、執筆活動で様々な出版物に寄稿し、短歌研究員としても活動している宮田愛萌、アイドルとして活動している寺嶋由芙、詩集『詩の礫』のフランス語版が第1回「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」外国語部門に選ばれるなど、国際的にも評価が高い詩人の和合亮一、文筆家でありラジオパーソナリティーとしても活躍する藤岡みなみ、16歳で現代詩手帖賞を受賞、第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』で中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞した詩人の文月悠光、『モヤモヤの日々』(晶文社)、『平熱のまま、この世界に熱狂したい』(幻冬舎)などの著作で注目を集めるライターの宮崎智之、インディペンデントの書店シーンを牽引する東京・赤坂の書店「双子のライオン堂」の店主・竹田信弥など、多彩かつ豪華なメンバーが集結。

短歌ブームが巻き起こっているなか、今、最も勢いのある短歌文芸誌の一つとして注目度は高く、今回も大きな話題になることが予想されている。今後は各書店などでの取り扱いも予定、ぜひゲットしてほしい。

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