仮設住宅の建設進む輪島市 6月末目標に避難所の集約進める方針 現在は44カ所の避難所で844人が生活

輪島市は仮設住宅の建設が進んできたことから6月末を目標に避難所の集約を進める方針を示している事が分かりました。

輪島市では現在、44カ所の避難所に844人が避難生活を続けています。こうした中、仮設住宅は、要望があった半数となる約1400棟が完成し、残り半数も順次建設が進められています。

このため輪島市では避難所となっていてそれぞれが隣接する大屋(おおや)小学校(37人)と大屋公民館(28人)、河原田(かわらだ)小学校(16人)と河原田公民館(13人)、鳳来保育所(ほうらいほいくしょ)(16人)と鳳至(ふげし)公民館(36人)をそれぞれ1つに集約する方針がわかりました。

輪島市企画振興部 山本利治部長:
「対口支援の職員も抜けるので集約できるところがあれば避難所の状況を見ながら集約を検討していきたい。(仮設住宅を)半壊以上で申し込んだ人はほぼ入れるようなシミュレーションが出来ているそうなのでそう考えた時には今避難所44カ所あるのははちょっと多いのかな。」

避難所の集約は6月末を目指しています。

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