「ゴジラ-1.0」でアカデミー賞視覚効果部門受賞の山崎貴監督がマツコと初対面!

TBSで毎週火曜よるにお送りしている『マツコの知らない世界』。
5月28日(火)よる8時55分からは、第96回アカデミー賞の視覚効果部門で受賞した「ゴジラ-1.0」を手掛けた山崎貴監督をゲストに迎え「VFXの世界」をお届けする。

■アナログなのが逆に良い! 「ゴジラ-1.0」撮影の裏側
ハリウッド超大作の20分の1以下の予算で作られたという「ゴジラ-1.0」。そのため戦闘機は人間が手動で動かし、波しぶきは頭上のクレーンからバケツで水をかけるなど、最新のCG技術を使いながらも、撮影現場ではアナログな技法も多数使われたそう。山崎監督いわく、そんな古典的な撮影技法とデジタル技術が組み合わさることで、温かみのある映像になるのが現代VFXの魅力の一つだという。実際に「ゴジラ-1.0」の撮影時の映像と完成した映像を比較して見たマツコも、「その方が映画として合っているし、心が動くんだと思う」と納得。
またVFXで非常に難しいと言われる「水」の表現。「ゴジラ-1.0」での海中のシーンや波など、水にまつわる映像を担当した若手クリエイター・野島達司さんを山崎監督が紹介。山崎監督が「天才少年」とまでいう野島さんの作品にマツコも「これが偽物!?」と驚愕!

■実は20世紀初頭から存在していた! VFXの歴史
山崎監督はVFXの歴史についても解説! 1902年、奇術師のジョルジュ・メリエスが作った「月世界旅行」という作品が世界初のVFX映画と言われており、その後、1968年公開の「2001年宇宙の旅」や、1977年公開の「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」など、特にSF映画が新しい技法を生み出しVFX技術は進化し続けてきたという。
そして今やVFXはSF作品のみならず、時代劇から現代劇までほとんどの映画で観客が気づかないうちに使用されているとも話す。
そんな観客が一切気づかない「インビジブル」なVFXが素晴らしい映画の数々も山崎監督が紹介!

映画を観る楽しみが倍増すること間違いなしの1時間、お見逃しなく!

<山崎貴監督コメント>
今回はVFXの話をしにきたのに、結果的にマツコさんのすごさを世間に知らしめる結果になりました。
ちょっと説明するだけで「こういうことでしょ?」とマツコさんから言ってくることが全部当たっていて、本当に頭がいいなぁと。
でも、とても楽しかったです。

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