埼玉ニュービジネス大賞 表彰式

 地域経済の発展のため、起業家の育成を支援する「埼玉ニュービジネス大賞」で入賞した県内の起業家3人の表彰式が21日、さいたま市内で行われました。

 「埼玉ニュービジネス大賞」は、県内で新規事業に挑戦する個人や団体の育成を目的に去年から開催されています。

 21日は、最終審査に残った入賞者3人による最終発表会が行われました。

 審査の結果、大賞に輝いたのは、川越市で農業を営む塩川武彦さんです。

 塩川さんは特許を取得した小型の選別機を県内の農家に導入して、労働力や雇用の問題改善を目指す取り組みが評価されました。

 優秀賞には学童利用の子どもたちが放課後に運動できる環境づくりを目指して、スポーツの事業者との連携を進めているさいたま市の清水郁也さんが選ばれました。

 アイデア賞には趣味で創作活動を行うクリエイターが作品の報酬を受け取れるプラットホームの事業展開を計画している狭山市の川上武士さんが選ばれています。

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