作家で元長野県知事の田中康夫氏（６８）が２１日、「Ｘ」（旧ツイッター）を更新。話題となっている横浜市教育委員会の不祥事に言及した。
田中氏は読売新聞オンラインの記事を引用。記事によると横浜市教育委員会が横浜地裁で行われた教員による児童生徒に対するわいせつ事件の裁判で、動員をかけて傍聴席を埋めていたという。これまでに４つの裁判で職員に動員をかけていたことが分かっている。また、ＮＨＫによると、横浜市教育委員会は会見を行い、市民の傍聴の機会を損なったとして謝罪している。
田中氏は「児童生徒の尊厳より市教委＆市教組の体面を優先」と苦言を呈した。弁護士で自民党衆院議員の三谷英弘氏も「こんなことをしていたのか…。裁判の公開原則や国民の知る権利を根底から否定するような行為で、流石にありえない」と批判した。
